2017.02.01 イベント

第10回青森県フェア? とっても大盛況でした

1月19日~23日の5日間に渡って開催された、第10回青森県フェア。今年も多くの方々に足を運んでもらい、大盛況のうちに幕を閉じました。

今回、青森県フェアの盛況をお伝えするべく、21日&22日の2日間イオンモール沖縄ライカムへ取材に行ってきました! 沖縄とは違う、東北・青森の魅力を、このレポートを通して感じてもらえればと思います♪

グランドスクエアで、開催セレモニー&ラジオ公開生放送

ネーネーズの皆さん
グランドスクエアで行われた開催セレモニーは、沖縄音楽グループ・ネーネーズの歌と演奏で幕を開けました。

司会進行を務めたのは、イオン琉球ではおなじみの東由希惠さん。そして、登壇された方々は以下7名です。
集合写真②
前列左から主催者である、イオン琉球株式会社 坊池学社長。
青森県副知事 佐々木郁夫氏。
後列左から青森県のゆるキャラ 決め手くん。
2016ミスクリーンライスあおもり 秋山彩華さん。
株式会社センチュリーエール 代表取締役社長 森本尚孝氏。
沖縄地区青森県人会 会長 小林裕幸氏。
2016ミスりんごあおもり 小野笑美さん。

坊池社長の挨拶をはじめ、佐々木副知事や小林氏によるユーモア溢れるお話。森本氏が語ってくれた沖縄県と青森県の縁深いお話、ミスのお二方による青森県のりんごやお米の紹介に、会場にいた方は耳を傾けていました。
ミスりんごあおもり小野さんによる挨拶
また、子どもたちは、舞台横で終始楽しそうに踊っていた決め手くんに興味津々。ライターも思わず手を振ってしまいました。
決め手くんに駆け寄る子ども
開催セレモニーの閉式は、津軽三味線奏者である大石秀治さんと、沖縄三味線奏者である城間竜太さんのコラボ演奏。迫力のある演奏に皆酔いしれ、心地よい余韻を残して、セレモニーは終了しました。
津軽三味線の演奏
開催セレモニーから一転、会場はラジオ沖縄の人気番組である“チャット&テルテルソ→レ”の公開生放送の場へと早変わり

MCの小橋川結子さん、北山亭メンソーレさん、保良光美さんに加えて、ゲストMCとして青森県副知事の佐々木氏が登場し、青森の魅力をPRしてくださりました。
ラジオの公開生放送の様子
ゲスト歌手には、ネーネーズと青森県歌手の華かほりさんが登場し、艶やかな歌声を披露。
会場の様子
華かほりさん
また、スペシャルゲストとして、吉幾三さんが登場! その姿が現れるやいなや、会場のボルテージはMAX! 大物歌手の登場に、歓喜の悲鳴がそこかしこに響き渡っていました
吉幾三さん
ちなみに、吉幾三さんの渋い歌はもちろん素晴らしかったのですが、個人的にはMCやお客さんとの掛け合いが最高に面白かったです。
ステージ上で談笑する皆さん
ステージ裏から見た会場の様子
グランドスクエアでの催しは吉幾三さんの登場で終了でしたが、アースコートを会場に移し、フェアはまだまだ続きました♪

アースコートでは、より身近なイベントを実施

アースコート
アースコートでは、抽選会や決め手くんとのジャンケン大会、青森県のご当地ヒーロー“ラッセイバー”と琉神マブヤーのコラボショーなど、さまざまな催しが行われました。
ステージにあがる子ども
決め手くん
集合写真①
さらに、アースコート内には、青森県のりんごやお米をはじめとする、特産物を販売する特設コーナーが。多くの方がお買い物を楽しんでいましたよ。
物産展の様子
青森県産のお酒
青森県産の魚介類
イオンスタイルの水産物コーナーでは、ホタテの殻割り実演が行われていました。
ほたての殻剥き実演に見入る観客
ほたての殻剥き実演
間近で見るホタテの殻剥き実演に、お客さんの目は釘付け。ライターも思わず写真を撮るのを忘れてしまいそうでした。

生産者の声を届け隊! 突撃インタビューを敢行

青森県の特産について詳しい人といえば、生産者の方々! ということで、青森県から催事のために来てくれていた生産者の方にインタビューを行いました!

りんご農家 溝江尚樹さんに“青森県産りんご”についてお聞きました
リンゴ農家の方
――今回の青森県フェアには、何種類のりんごをお持ちいただいたのでしょうか?

「今日ここにある品種は4種類ほどなんですが、昨日はもう2種類くらいありましたね」

――それぞれのりんごの特徴を教えていただいてもよろしいでしょうか?

「“ふじ”は、日本全国どのスーパーでもよく見られる、ほぼ一年中食べることができるりんごです。その隣りにある“王林(おうりん)”は、見ての通り黄色いりんごです。見た目に反して、すごく甘い味がするりんごです。あと、“世界一”は、見ての通り粒が大きいことが特徴です。ちょっと大味ですが、バランスが良くて美味しいですよ」

――大きさといえば、今回お持ちいただいたりんごのなかに、とても小さなりんごがあって驚きました。味は普通のりんごと変わらないのですか?

「苺くらいの小さいりんごのことですかね。“アルプス乙女”っていう品種だと思います。味は普通のりんごと同じで、完熟すれば甘みもしっかりと感じられますよ。うちでも少しですけど作っています」

――なるほど、ありがとうございます。少しお話は変わるのですが、りんごって切ってすぐに食べないと変色しちゃいますよね。おすすめの保存方法とかあるのでしょうか?

「特にこれといったものはないですが、やっぱり冷蔵庫などで冷やすことですね。常温よりも涼しい場所のほうが日持ちしますし、りんご自体も美味しくなります。ただ最近でいうと、変色しないような品種も出てきていますよ」

――へぇ、りんごの品種改良って盛んに行われているのですか?

「そうですね、毎年のように新しい品種が出てきていますよ。出ては消え、出ては消えの繰り返しです。ふじなんかは50年くらい前の品種なんですけど、こうして長く残る品種は珍しいですね」

――なるほど~! りんご作りは奥が深いですね! では最後に、SANCHU!を見てくれている方にPRをお願いします

「青森県のりんごは、日本一で世界一だと思います。健康にもよいので、皆さんぜひ毎日食べてください」

――溝江さん、ありがとうございました!

お米農家 渡邉弘隆さんに“青天の霹靂”の良さをお聞きしました
お米を持っている男性
――今回PRしてくださっている“青天の霹靂”の特徴を教えていただけますか?

「粘りとキレのバランスが良く、上品な甘みが特徴です。食べるとほんのり甘くて、それが口のなかにちゃんと残るので、とても美味しく食べられます。また、クセがないので、色々なおかずに合うお米です」

――青天の霹靂を炊くとき、適した水量はありますか?

「そうですね。“青天の霹靂”はお水の量を少なめに炊くことをおすすめしている品種のお米ですので、炊飯器のガイドラインよりも下に合わせていただきたいです。それで一度召し上がっていただいて、たとえば、もう少し固いほうが好みだなという場合などには、お好みの硬さに合わせて水の量を調節していただければと思います」

――青天の霹靂は青森ではメジャーなお米ということですが、生産されてまだ2年と若いお米ですよね。今後は全国展開など考えていらっしゃるのでしょうか?

「実は去年のことなのですが、青森県内で“青天の霹靂”が年内に売り切れてしまったんです。去年は1年目だったこともあって、生産している方々も少なかったことが原因です。県内でも通年で販売するのは今年からになります。もちろん、県内だけでなく全国にも販売していきたいなと思っていますよ」

――ということは、これから沖縄でも気軽に購入できる機会が……?

「そうですね、増えてくると思います。ぜひ、たくさんの方に食べていただきたいです」

――最後に、SANCHU!を見てくれている方にPRをお願いします

「我が家は子どもが2人いるんですけど、青天の霹靂に変えてから1日に食べるお米の量が1合増えたんです。それぐらい美味しいお米なので、一度でもいいから食べていただきたいなと思います。よろしくお願いします」

――渡邉さん、ありがとうございました

突然のインタビューにも関わらず、笑顔で気さくに対応してくれたお二方には感謝です。青森県の方の人柄に触れられた、素敵な時間でした。

めものがたーぐさん! なもきっど津軽ば好きすけさのら

2016ミスクリーンライスあおもりと2016ミスりんごあおもり
沖縄から遠く離れた青森の地沖縄県とは気候も言葉もまったく違いますが、県や地元を愛し、県産物を好きになってほしいと願う心は沖縄と同じ

会場に行った方も、行けなかった方も、この記事を通して青森の素朴で人情味ある温かな魅力を見つけてくれたら嬉しいです。そしてぜひ、第11回青森県フェアに足を運んでみてくださいね。

「めものがたーぐさん! なもきっど津軽ば好きすけさのら」
(美味しいものがたーくさん! あなたもきっと青森を好きになる)

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