子ども用自転車、選ぶポイントは?
「通勤・通学を爽やかに走りたい! 長く使える自転車選びのコツ」の記事にも登場いただいた、イオン南風原店サイクルショップのサイクルアドバイザー・与那嶺さんに、今回もお話を聞いてきました。
与那嶺さんは、子ども用自転車を選ぶ際はお子さまの体格に合わせて選ぶことが大切だと語ります。成長するのを見越して大きめの自転車を買うのではなく、購入時の体格に合うものを買うことで安全性が高くなり、上達も早くなるのだそう。
ぴったりの自転車を選ぶ際は、シートを一番下まで下げて試乗してください。かかとが浮き、両つま先が地面につく程度がベストサイズの自転車です。もしつま先が浮いたり、かかとが地面についたりしたら、シートの高さを変えるのではなくサイズの違う自転車を試してみましょう。
親子で自転車の練習! 上手くなるコツは?
たくさん失敗して上達していくのも貴重な経験ですが、親子でサイクリングを楽しむためにもできるだけ早く上達したいですよね。サイクルアドバイザーの与那嶺さんに上手くなるコツを教えてもらいました!
初めて自転車に乗るときは、まず補助輪をつけながらペダルをこいで、自転車が前に進む感覚を覚えます。補助輪を外すタイミングの目安は、走っているときに補助輪が浮いているかどうか。補助輪はカーブを曲がるためにあえて浮くように装着されているのですが、自転車に慣れないお子さまが乗ると、補助輪が地面にぶつかってガタガタと音が鳴ります。地面につかないようになってきたら、補助輪を外すタイミングです。
補助輪を外す際にはペダルも一緒に外し、足で地面を蹴って前に進む練習をするとバランス感覚を養うことができるのでおすすめです。
お子さまのサイクルデビューをサポート! イオン琉球のおすすめ自転車
イオン琉球のサイクルショップで取り扱っている自転車のなかから、おすすめの子ども用自転車をご紹介します。
・お子さまの初めての自転車におすすめ! TV カジュアル自転車キッズタイプC
未就学児から小学校低学年向けのキッズサイクルです。
荷台がついていることが大きな特徴で、補助輪を外して練習するときに、大人が後ろからつかめるようにデザインされています。また中央のフレームがU字になっているため、足が引っかからず乗り降りがラクチン!
カラーバリエーションが豊富なので、きっとお子さまの好きな色の自転車が見つかるはず♪
・上達してきたらコレ! TV LEDオートライト付き自転車 ジュニアタイプC
主に小学校高学年向けのジュニアサイクルです。
TVカジュアル自転車キッズタイプCは、練習中のお子さまでも姿勢が安定しやすい縦ハンドルでしたが、こちらは自転車に慣れた子におすすめの横ハンドル。
また、大人用自転車と同じように自動点灯のLEDライトがついているので、夜に点け忘れる心配がなくて安心です! オリジナルデザインの編み込みバスケットがちょっぴり大人テイスト♪
どちらの自転車もサイズが豊富なので、お子さまの体格に合ったぴったりの自転車を選ぶことができますよ。
安心してサイクリングを楽しむために、注意したいポイント
風を切って気持ちよく走れるのが、自転車の魅力。しかし、スピードを出しすぎてしまうと自分自身が怪我をしてしまったり、周りの人に迷惑をかけてしまうのでスピード調整には気をつけたいですね。
また、自転車の交通ルールについて教えることも大切。たとえば、車道走行の大人と違って子どもは歩道でも自転車に乗れますが、歩く人には十分に気をつける必要があります。このような交通ルールやマナーは、練習時にしっかりお子さまに伝えていきたいポイントです。
安全に楽しむためには、お子さまを怪我から守るヘルメットやプロテクターの購入がおすすめ。最近ではカラフルでポップなヘルメットやキャラクターのヘルメットなど、着けるのが楽しくなるデザインが豊富! 肘当て・膝当てがセットになったプロテクターは、大きな怪我を防止するための必須アイテムです。
安心して長く乗り続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。ブレーキは半年ほどでワイヤーが伸びてしまい、効きが悪くなってしまいます。さらに、空気の抜けた状態の自転車は転倒のおそれがあります。半年に1回程度の頻度で、定期的に自転車屋さんでメンテナンスしてもらうことが大切です。
「自転車あんしんパック」に加入していれば、加入からの2年間は無料でメンテナンスを行えます。この他にも、防犯登録や修理工賃が半額になるなど嬉しい特典が満載なので、自転車を購入する際に加入しておくのがおすすめです。なお、加入料は税込みで2,700円。詳しい内容は、イオン琉球のサイクルショップにてスタッフへお尋ねください。
楽しいサイクルデビューは自転車選びから
楽しく上達していくためには、まずは自転車選びをきちんと行うことが大切です。お子さまの体格に合った自転車を選び、安全面に注意しながら、親子で自転車を楽しんでください♪