2017.06.29 フード

貴重な沖縄県産! 金武町で育てられたウナギのおいしさの秘密

7月25日(火)は土用の丑の日。この日、多くの家庭の食卓に並ぶご馳走といえば、やはりウナギです。そんなウナギが、沖縄でも養殖されていることをご存じでしょうか?
イオン琉球では、金武町産ウナギの予約を6月後半ごろから開始します。そこで今回は金武町にある養鰻場を取材。養殖ウナギのおいしい情報をご紹介します。

きれいな水と徹底管理が光る、金武養鰻場のこだわり

養鰻には「質がよく水温が変わりにくい水」が必要不可欠なのですが、“沖縄県の水どころ”として名高い金武町には、年間水温が安定している美しい川がいくつも流れています。なかでも金武養鰻場の近くにあるサーガ(茶川)の湧き水は、飲料水として使用されていたほどきれい。養鰻に最適ともいえる環境が整っています。
湧き水
茶川の看板
養鰻場を管理する渡嘉敷さん
金武養鰻場でウナギを育てている渡嘉敷さんは、お父さまが43年ほど前に始めたウナギの養殖を二代目として継ぎました。広い敷地内には十数個の池があり、約15万匹のウナギが育てられています。 養鰻池
うなぎの池の中
うなぎにエサを与えている様子
「うちの養鰻場のこだわりは、徹底した管理ですね」と語る渡嘉敷さん。例えば、水温を、ウナギの養殖に適した水30℃を保つために、夏場は池の風通しをよくするなどして、水温を下げる工夫をしています。逆に寒い季節はボイラーを炊いて、水温が低くならないようにする配慮を。
池内の水車
また、事務所には昼夜を問わず従業員ひとり以上が必ず待機しています。ウナギを育てている池には、酸素を供給するための水車が回っているのですが、万が一水車が止まってしまったときや池に異変が起きた時、いつでもトラブルに対応できるような体制を整えています。

渡嘉敷さんは良質なウナギを育てるため、無投薬にもこだわっています。投薬をするとウナギが病気にならずにたくさん育つのですが、あえてそれをしない理由は「過密養殖」を防ぐため。ウナギ一匹一匹がのびのびできるストレスのない環境を保つために、合成抗菌剤や抗生物質を一切使用しません。その分、愛情と手間ひまを注ぐ、美味しくて安全なウナギの養殖を貫いています。
うなぎを選別している様子
うなぎの選別
うなぎを見極めている様子
立派に育ったウナギは生きたまま大阪と静岡の選別場へと運ばれ、おいしい蒲焼き・白焼きに調理されて、イオン琉球の店舗に並べられます。

簡単調理が魅力! イオン琉球のウナギの蒲焼き・白焼き

毎年7~8月ごろに売り場に並ぶイオン琉球のウナギは、お客さまの好みやお料理で選び分けられるよう、蒲焼きと白焼きの2種類をご用意しています。
おいしそうなうなぎの蒲焼き
うなぎの蒲焼き
甘みと旨みがギュッと凝縮された蒲焼きは、ご飯との相性が抜群! 香ばしい蒲焼きのタレが食欲をそそります。さっぱり食べたい方はご飯にウナギの蒲焼きを乗せ、冷たいダシを注いでみるのがおすすめ♪ サラサラっと食べられる、夏にぴったりの一品に仕上がります。
おいしそうなうなぎの白焼き
うなぎの白焼き
ウナギ本来の旨味を味わえる白焼きは、お酒のおつまみにぴったり! なかでも日本酒は相性抜群! わさび醤油と合わせて、滋味深い味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。

蒲焼きや白焼きをフライパンや電子レンジで温める際は、調理酒を加えてみましょう。身がふっくら柔らかくなりますよ。お酒の香りが残る心配もなく、おいしく食べることができます。

土用丑の日は、金武町産ウナギで決まり♪

うな重
暑さが厳しくなり始めた時期は、スタミナをつけるためには栄養素が豊富なウナギを食べるのがおすすめ! イオン琉球のおいしいウナギでお腹と心を満たして、元気な毎日を過ごしていきましょう。

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