海の男たちの勇姿! 石垣島のカツオ漁に密着
漁師の朝は早く、カツオ漁は深夜1時ごろから出航の準備を始めます。
石垣島のカツオ漁は、餌の準備から始まります。
漁の餌には主にグルクンなどの稚魚を使います。生け簀から船に移動し、漁の準備開始。
カツオ漁は、夜明け頃スタート。昼間は太陽を反射してきらめく石垣島の海も、漁が始まる時間帯は真っ暗。漁場に到着したら海に生き餌をまき、カツオがかかるのを待ちます。同日のお昼ごろまで波に揺られながら、カツオを求めて漁を続けます。ルートは、その日の天気や潮の様子をみて臨機応変にすることもあるそう。
船長の上地さんは、この道21年の大ベテランです。
カツオのエキスパートである海の男たちが、次々に一本釣りでカツオを引き揚げていきます。網を使用することは禁止されており、昔からカツオは一本釣りが基本なのだそう。次々に船の上に引き揚げられていく大きなカツオの姿は圧巻!
大きいカツオを素早く引き揚げるには、長年の経験で培われたテクニックが必要です。カツオの抵抗をものともせず、次々と引き揚げていく姿は「さすがプロ!」!
カツオ漁を終えて、漁港に帰ってくるのは午後になってから。7時間以上も海の上で働く漁師の強さは圧巻です!
この日獲れたカツオの量は、およそ2トン! この倍以上のカツオが獲れる日も多く、「調子がいいときだと5トンを超える日もある」と上地さんは話します。
上地船長と獲れたてのカツオで一枚! どっしりと身の詰まった大きなカツオです。お疲れ様でした!
丸々太ったかつおを掲げて上地さん! お疲れ様でした。
おいしくて鮮度抜群! イオン店頭に並ぶカツオの魅力
上地さんによると、石垣島のカツオと本土のカツオとでは脂のりが違うのだとか。石垣島のような温かい環境で育ったカツオは脂身が少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。
カツオは漁の後にすぐに締められ、新鮮なまま石垣島の八重山漁協に卸されます。そして沖縄本島へ空輸されて翌朝にはイオン・マックスバリュの店頭に並びます。“鮮度抜群”これこそがイオンのカツオの魅力です。
鮮度抜群の石垣島産のカツオを、ぜひお召し上がりください。
今回は、マルゲン水産の上地社長にカツオ漁についてたくさん教えていただきました。マルゲン水産のカツオ漁を支える上地さん親子のツーショット!
バリエーションが豊富! おいしいカツオ料理をご紹介
上地さんは居酒屋を経営しており、獲れたての魚介を使った栄養満点の料理をふるまっています。今回は漁師兼居酒屋店長さんだからこそ知る、とっておきのカツオレシピをご紹介します!
・カツオとトマトのポワレ
【作り方】
1.カツオを食べやすい大きさにカットし、塩コショウする
2.オリーブオイルをひいたフライパンで、焼き目がつくまで焼く
3.カツオに焼き目がついたらザク切りしたトマトを加え、サッと手早く炒める
4.お皿に盛りつけ、イタリアンドレッシングをかけて完成
※オレガノやバジルを乗せると、風味アップ◎
このほかにも、上地さんの居酒屋にはカツオをふんだんに使った贅沢なメニューがずらり。カツオがこんなにもたくさんの料理に変身するなんて驚きですね♪
獲れたて新鮮のおいしいカツオで食卓を笑顔に!
香り高くさっぱりとした今が旬の初カツオは、この時期にしか食べられません。とっても新鮮でおいしいイオンのカツオで、旬を味わってみてはいかがでしょうか?