2019-20シーズンを戦う! 琉球ゴールデンキングスチーム発表会
2019年8月31日、イオンモール沖縄ライカムにて琉球ゴールデンキングスのチーム発表会が行われました! 2019-20シーズンを戦い抜く選手たちの抱負が語られたので、ぜひご覧ください。
新キャプテン田代選手と“日本人ビッグマン”満原選手にインタビュー!
今シーズンのキャプテンである田代選手と、新加入の選手の中から198cmの長身が特徴の満原選手にインタビューを行いました。
―今シーズンからキャプテンに抜擢されましたが、どのような経緯で選ばれたのですか?
「タイミングを見て、キャプテンはどうですかと声をかけていただいて……メンバーとも話し合いをして、オファーをいただけて、やってみようかなと」
―選手の入れ替えが多い中でのキャプテン就任ですが、どのようにチームをまとめていきますか?
「正直リーダーシップっていうのは選手各々が持っているものなので、僕が率先してやる必要もないと思いますし、みんなが各々持っているものを最大限に引き出せるようにするのが役割かなと思います」
―長年岸本選手がキャプテンを務めていて、後任はプレッシャーも大きいのかなと思うのですが。
「正直、キャプテンっていう実感があまりないので、これからだと思います。やっていく中で自分なりにフィットするものが見つかれば、その姿勢でやっていこうと思っています」
―岸本選手から何かアドバイスは?
「ありませんでした(笑)何かあったら聞いたりできるので、そういう関係は築けているので、壁にぶち当たったときは相談しようかなと」
―今シーズン優勝という言葉がありましたが、戦い方などでどのようなポイントが重要になりますか?
「昨シーズンよりもより泥臭い試合に持っていく、我慢・我慢の試合展開に持っていって最終的に僕たちが勝つというところですね。僕たちが50点しか取れなかったら相手を40点に抑える。キングスはディフェンスのチームなので、そういうところで戦っていきます」
―満原選手は今シーズンからキングスへ移籍されましたが、移籍前のキングスの印象と、移籍してみての印象の違いを教えていただけますか?
「違いは特にないですね。バスケでいえばディフェンス。チームでハードワークしてやるっていうイメージでしたし、実際にそうでした。試合では満席で、熱く応援してもらっていて、地域の中ですごい熱狂的っていうのをアウェイで来ても思ってましたし、これもそのままの印象ですね」
―満原選手は背が高く体格のある選手だと思いますが、キングスではどのような役割を果たしていきたいと考えていますか?
「外国籍選手とマッチアップすることがずっと多いので、1対1で負けないということが大事になりますね。そこでリバウンド取られたりするとマイナスになるので、オフェンスの部分でどんどん攻めていくというのは意識していますね」
―何かお気に入りの沖縄料理とかは?
「沖縄そば美味しいと思いますね」
―カルチャーショック的なものは?
「冷房つけっぱなしじゃないですか? 消すように教えられていたので、驚きましたね。それぐらいですかね」
―キングスに入ってみて、この選手はすごいとか、こういうところを見習いたい点などはありましたか?
「僕自身あまり影響されるタイプではないので、あまりないですが、チームに入ってみて意外に繊細だな、真面目だなと思うやつがいたりしてけっこう面白いです」
―具体的には?
「田代選手ですね。見た目やんちゃそうなイメージですけど、けっこう真面目で大人しいやつだなと」
田代選手 「逆もしかり! けっこう見た目が大きくて強そうっていうイメージがあったんですけど、真逆。繊細だし、少し寂しがりやな可愛い一面もありますね」
―最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
田代選手 「昨シーズンもベスト4までいきましたが、ファンのみなさんの応援が僕たちをあそこまで突き動かしてくれたと思っています。今年も大きく力を借りたいんですけど、それ以上に僕たちがもっといいバスケットを見せられるようにがんばりたいという気持ちもあります。応援するなと言ってもしてくれるのがキングスのファンなので、応援の力を借りてがんばりたいと思います」
満原選手 「キングスは選手が大きく入れ替わってファンの方は不安に思ったり、逆に楽しみに思ってくれている人もいると思うんですけど、去年より弱くなったとか個人的に言われたくないですし、言わせないようにがんばるので、応援してください」
会場は熱気の渦! キングスの選手12人が登場
チーム発表会の会場となったのは、イオンモール沖縄ライカムの水槽前。観客席に入り切らないほどのファンが訪れ、会場は熱気に包まれていました。
オープニングアクトを挟み、いよいよ今シーズンの琉球ゴールデンキングスの全12選手が入場!
今シーズンからキャプテンを務める田代直希選手からは、「去年からメンバーが入れ替わりまして、イチからのスタートを切ったわけですが、今年は絶対に優勝します。しかし、危機感もありますので、今は土台の部分をしっかり一歩一歩積み上げていくことが大切かなと思います。ブースターのみなさんも、僕たちの成長を見守っていただき、一緒に戦っていただけたらなと思いますので、今シーズンもどうぞ応援よろしくお願いします」と力強いあいさつがありました。
B.LEAGUE 2019-20シーズンを戦い抜く12人の選手をご紹介!
今回のチーム発表会では、いつもとは趣向を変え、隣の人を順番に紹介していくという流れで選手紹介が行われました。チームメイトらしい紹介で、会場の笑いを誘うシーンもたくさんありました。
まずは、石崎巧選手による福田真生選手の紹介です。
「熊本ヴォルターズから移籍して、今年から加入しました福田真生選手です。年齢は満原選手と並里選手と一緒ということで、(満原選手と並里選手は)練習中とか騒がしいんですけど、福田選手だけは落ち着いて周りを静観して、ちょっとばかにしたような目で見ている、そういう選手です。よろしくお願いします」
福田真生選手 → 並里成選手
「同級生です。高校からスーパースターで、いつも憧れていました。一緒にやらせていただいて光栄です」
並里成選手 → 長谷川智伸選手
「えー、新加入選手の長谷川智伸。島根県出身。(長谷川を見て)何型ですか? O型。好きな食べ物は? ハンバーグ? ハンバーグだそうです。三遠ネオフェニックスから移籍してきました。年は28歳です。よろしくお願いします」
長谷川智伸選手 → 岸本隆一選手
「ご存じのとおりというか、言うまでもないんですけど、岸本隆一選手です。僕は同期なんで、今シーズン一緒にがんばってキングスを支えていけたらなと思っています。ファンのみなさんには見せないような一面もけっこうあると思うので、そういうのはどんどんSNSで小まめに発信していくんでチェックしてください」
岸本隆一選手 → 寒竹隼人選手
「今シーズン、寒竹さんはチームの副キャプテンを務めます。(会場の反応を見て)知らないんですねやっぱり(笑)すごく明るくてネガティブ要素何もないって感じのすばらしい先輩で、みんなの見本になってくれてます。よろしくお願いします」
寒竹隼人選手 → 田代直希選手
「ご存じのキャプテン田代です。今、裏で待ってたんですよみんなで。そしたらみんなワイワイ喋っているのに、1人だけずっとブツブツ言ってて、すげぇ緊張してたんですよ。(田代選手を見て)でもよかったよ。これからも田代選手をよろしくお願いします」
田代直希選手 → 満原優樹選手
「1人だけズボンの色が違う(笑)個性的な一面もあるんですけど、すごくプレーが柔らかくてシュートも上手で。(出身校の)能代工業といったらテレビで見ていたので、未だになんか不思議な感覚ではあるんですけど、見た目以上にすごく繊細で寂しがりやな一面がありますので、そういった一面も楽しんでいただければなと思いますので、ぜひ満原さんの可愛い一面を見ていただければなと思います」
満原優樹選手 → 小野寺祥太選手
「小野寺くんです。秋田ノーザンハピネッツから移籍してきました。24歳です。こんな顔してますけど、身体能力は高くて、試合で相手にすると嫌なタイプだと思います。がんばってください」
小野寺祥太選手 → ジョシュ・スコット選手
「ジョシュ・スコットさんです。年は僕の1個上の25歳です。スコット選手はとてもハードワークで、いつもコミュニケーションとか日本語で取ってくれるのでとても話しやすくて、とても頼りにしている人です。よろしくお願いします」
ジョシュ・スコット選手 → デモン・ブルックス選手
「デモン・ブルックスです。去年は元キングスのハッサン・マーティンとドイツのチームでプレイしていました」
デモン・ブルックス選手 → ジャック・クーリー選手
「クーリーです。シカゴ出身です。NBAのチームでプレイしていました」
ジャック・クーリー選手 → 石崎巧選手
「石崎選手とは2週間前に初めて会ったんですが、いい人だと思います。一緒にプレーするのが楽しみです」
新加入選手に期待! チーム発表会の様子
選手紹介が終わったあとは、新加入の選手にスポットを当て、司会からさまざまな質問が投げられました。
司会 「まずは長谷川選手、並里選手と滋賀レイクスターズ時代に一緒だったということで、並里選手ってどんな人だったかを聞かせてください」
長谷川選手 「すごく時間にルーズで。家に迎えに行ったりしてもなかなか降りてこなかったり」
司会 「長谷川選手が迎えに行ってたんですか?」
長谷川選手 「風呂とかご飯とか行くときに迎えに来てって言うんで。あと、すごくストイックですね、食に対してもトレーニングに対しても。僕はすごくリスペクトしていて、今でも何を食べたらいいとかどれをトレーニングしたらいいとか聞いて参考にしています」
司会 「福田選手はB2リーグの熊本ヴォルターズからお越しいただきました。B1の雰囲気、キングスの雰囲気を教えていただいてもいいでしょうか?」
福田選手 「たくさんお客さんがいて、ちょっとまだホームって感じじゃないんですけど、ちょっとずつホーム感を味わえればなと思います」
司会 「我々はなんて呼んだらいい?」
福田選手 「“まお”と……」
司会 「小野寺選手は寒い秋田から来ました。沖縄の雰囲気どうですか?」
小野寺選手 「とても暑いです。暑くてみなさん人が温かいです」
司会 「行きたいところあります?」
小野寺選手「海に行きたい。パラセーリングを楽しみたいなと」
司会 「宙に舞いたい?」
小野寺選手 「はい、舞いたいです」
司会 「沖縄で行きたいところどこですか?」
満原選手 「離島行きたいですね」
司会 「離島行って何したいですか?」
満原選手 「なんもしないです。リラックスしたいです」
司会 「ブルックス選手は、元キングスのハッサン・マーティン選手とドイツのリーグで一緒だったんですけど、ハッサン選手から何かキングスの話聞きました?」
ブルックス選手 「ハッサンは仲いいです。キングスはいいチームと聞きました。沖縄もいいところと聞きました」
司会 「クーリー選手はイタリアのチームから移籍ということでございます。沖縄の雰囲気いかがですか?」
クーリー選手 「イタリアより沖縄が好きだと思います。海もきれいだしいいところだと思います」
トークの次に行われたのは、イオンお買物アプリのキャンペーンで当選したキングスのファンによる、選手への花束贈呈!
みなさん、いい思い出になったのではないでしょうか♪
花束贈呈の後は、キングスのイベントでは恒例となったサイン入りミニバスケットボールのプレゼント!
嬉しいファンサービスに、会場は大盛り上がりでした。
チーム発表会の後は、選手全員とのハイタッチ会!
選手もファンも、みなさん笑顔でハイタッチを交わしていました♪
2019-20シーズンのキングスも全力で応援しましょう!
若き新しいキャプテンのもと、今シーズンこそ悲願のチャンピオンシップ初優勝を狙う琉球ゴールデンキングス。みなさんもぜひ、キングスが優勝できるように全力で応援しましょう!