2020.10.30 フード

今年のケーキどれにする? イオン琉球のクリスマスケーキをご紹介【2020年】

1年に1度、クリスマスの特別な夜に食べるのがクリスマスケーキ。今年は外出を控え、家族でクリスマスケーキを囲って団らんを楽しもうと考えている方も多いのではないでしょうか?

イオン琉球では、2020年もたくさんのクリスマスケーキをラインナップ!
街のケーキ屋さんやホテルのケーキなど、さまざまな種類からお好みのケーキをお選びいただけます♪

今回はその中から4店舗をピックアップし、ケーキを作ったシェフやパティシエの方にクリスマスケーキへのこだわりなどを伺ってきました!

自社農場の卵が自慢「美ら卵養鶏場」

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自社農場でこだわりの美味しい卵を作り、新鮮な卵を活かしたケーキ作りが自慢の「美ら卵養鶏場」。
2020年、美ら卵養鶏場からは「クリスマスEMチーズケーキ」と「ブッシュドノエル」が発売されます!

さっそく、店長でパティシエの知名さんにクリスマスケーキのこだわりなどについて伺いました。
EMチーズケーキ(完売)
――「『クリスマスEMチーズケーキ』はどのようなコンセプトやきっかけで作ったケーキですか?」

「クリスマスにみんなでワイワイ食べられるようなケーキを目指して作りました。EMチーズケーキは通年で販売しているんですが、クリスマスにはクリスマス仕様のデコレーションをして販売しています」

――サイズはどのくらいですか?

「通常だと4.5号ですが、クリスマスのものはみんなで食べれるサイズとして5号で作ってます。5号だと通常は6人分くらいですが、EMチーズケーキはとても濃厚なので8人でも満足していただけると思います」

――沖縄県産のチーズを取り入れていると聞きました。

「はい、沖縄産のクリームチーズともう1つキリクリームチーズ、それからマスカルポーネチーズの3種類をブレンドして使っています。沖縄産のクリームチーズは南城市大里のジョン・デイビスさんの「The cheese shop」のものを使いたくて、直接頼みに行って使わせてもらっています」

――一般的なチーズケーキとの違いはどこにありますか?

「自社農場の新鮮な卵を使っているところと、チーズ3種類を使って濃厚に仕上げているところです。他のチーズケーキより濃厚なんですが、レモンなどを入れて後味は爽やかに仕上げています」

――このケーキを作るにあたって苦労した点は?

「一番は割合ですね。チーズ3種類でも、どの味を出すかによって割合が変わるので苦労しました。女性のお客さまが多いので、何度も女性スタッフで試食して作っています。レモンの量もこだわっていて、酸っぱすぎず、酸味の強すぎないチーズケーキにしています」

――「ブッシュドノエル」について、コンセプトを教えてください。
ブッシュドノエル(完売)
「クリスマスEMチーズケーキは比較的新しいんですが、ブッシュドノエルは当初から作っているクリスマスケーキになります。周りのクリームもチョコも、中の生チョコも手づくりで、子どもも大人も楽しく食べられるようなクリスマスケーキにしています」

――どのような味の特徴がありますか?

「重いチョコレートではなく軽めのチョコレートを使って、アクセントに生チョコを使っています。甘さ控えめなので生チョコを入れてもしつこくならなくて、美味しく食べていただけると思います」

――どのような苦労がありましたか?

「ケーキの開発自体はわりとスムーズに出来上がったんですが、クリスマス時期には注文が殺到するので、1つとして質が落ちないように注意や工夫を凝らして作っています」

――美ら卵養鶏場さんは卵がメインだと思うのですが、卵にはどんなこだわりがありますか?
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「エサにこだわっていて、自社オリジナルのエサの配合にしています。水にもこだわっていて、実際に検査機関に出してミネラルが他より多いと評価してもらった水を使っています。卵は鮮度が重要なので、その日のうちに配達してお店に並べたり調理したりしています」

――SANCHU!の読者へ向けてメッセージをお願いします。

「コロナ禍でなかなか外出ができないですが、今だからこそ家族で集まって、クリスマスケーキを買って、お家でワイワイと家族の時間を楽しんでいただきたいと思います」

地元に愛されるケーキ作り「デュゥオ」

チョコの家(完売)
ケーキのお店「Duo(デュゥオ)」は、南風原店津嘉山に1995年にオープンし、25年に渡って地元のお客さまに愛されてきたケーキ屋さんです。
2020年、デュゥオからは「チョコの家」が発売されます!

デュゥオでオーナーシェフを務める與那覇さんに、チョコの家についてお話を伺ってきました。
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――チョコの家は定番とは違うユニークな形のケーキだと思うのですが、どのようなコンセプトで作りましたか?

「子どもが喜ぶようなケーキというコンセプトで作っています。チョコの家はクリスマス関係なく販売しているんですが、クリスマス時期にはクリスマス仕様にデコレーションしていて、20年以上人気です」

――この形になるまでどんな工夫や苦労がありましたか?

「スポンジのロールケーキをメインに作りたかったので、普通のロールケーキを重ねて、バタークリームを挟むように作りました。重いので切って立てるのが大変で、模様の大きさは均等じゃないと見た目が悪いし、まっすぐじゃないと駄目だしで、苦労しました」

――いろいろなパーツがあって、ありそうでなかなかないケーキだと思います。

「どのパーツも全部お店で手づくりしています。チョコクリームや小さいチョコ玉、煙突型のクッキー、星型のクッキー、リボンなど、それぞれ手づくりして乗せています」
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――どんなところに注目して欲しいですか?

「生地とガナッシュとの相性です。生地が美味しくないとケーキが美味しくならないので、うちでは生地を一番大事にしていて、相性を考えてガナッシュやチョコクリームを作っています。なので、そのバランスのいい味に注目してもらえればと思います」

――ケーキを作るとき、どういうところからインスピレーションを得ていますか?

「ほぼお客さんの意見からですね。お客さんがかぼちゃを持ってきて、これで作ってみたらと言われて作ったら人気商品になったとか、意見を参考に改良していくなどです。ニーズに沿って作ったらだいたい受け入れてもらえるので、お客さんの意見を第一に作っています」

――SANCHU!の読者へメッセージをお願いします。
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「長く食べていただいているチョコの家ですが、お客さんの声を参考に毎年ちょっとずつ変えているので、ぜひお召し上がりください」

1つの素材も手を抜かない「ロワジールホテル那覇」

ホワイトクリスマス(完売)
那覇市西にあるロワジールホテル那覇からは、クリスマスの定番である真っ白なショートケーキ「ホワイトクリスマス」をご紹介!

ロワジールホテル那覇伝統のクリスマスケーキについて、パティシエの玉利さんと料飲部の城間さんにお話を伺いました。

――ホワイトクリスマスは定番のクリスマスケーキだと思いますが、素材にはどのようなこだわりがありますか?
ロワジールホテル2人
「ケーキがシンプルなので、素材の味が引き立つように、1つひとつにこだわって作っています。いちごは国産にこだわっていて、外国産に比べて香りや味が段違いにいいので、食べる前から香りもフレッシュに楽しめるんです。生クリームは北海道産のクリームを使っていて、甘さ控えめで口当たりがとてもよくなっています」

――ケーキのサイズはどのくらいですか?

「サイズは家族みんなで食べやすい5号で、目安は6~8人分です」

――ケーキを作る際にはどのような工夫がありますか?

「スポンジは混ぜ方や焼き具合、空気の含ませ方で食感が変わるので、とても気をつけて作っています。クリームの立て方にも注意して、もったりしてしまわないように、上品な、すっと溶けていってずっと食べられる甘さの生クリームを目指しています」

――注目して欲しいポイントはありますか?

「ロワジールホテルが守ってきた伝統的な味があるので、それを守っていきつつ、いちごと生クリームのバランスなど毎年少しずつ改良して美味しいケーキに仕上げています。見た目にもこだわっていて、15cmという土台の上でどう色味を作ったら綺麗に見えるかというところも工夫しているので、見た目でも楽しんでもらえればと思います」

――ケーキを作るとき、どういうところからインスピレーションを得ていますか?

「お客さまの声を参考に、お客さまがどう喜んでくれるかを考えながらケーキを作っています。直接会話することもあれば、店頭でスタッフが聞いた声を伝えてもらったり、アンケートで聞いたりしてお客さまの声を集めています」

――SANCHU!の読者へメッセージをお願いします。
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「見た目も味もこだわったクリスマスケーキなので より多くのみなさんに食べてもらえたら嬉しいです」

毎年改良を重ねる「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」

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恩納村瀬良垣にある「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」からは、「ホワイトノエル」「琉星」「スノーマン」の3つのクリスマスケーキが発売!

ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでシェフを務める比嘉さんから、3つのケーキそれぞれの魅力について伺いました。
ホワイトノエル(完売)
――まずはホワイトノエルについて、どういうコンセプトで作ったケーキですか?

「生クリームを使った定番のクリスマスケーキで、食べて、やっぱりこのホテルのケーキ美味しいなと思ってもらえるように作りました」

――いちごがたっぷりですが、やはりいちごが主役ですか?

「いちごはいっぱい載せたいなと。他の飾りとのバランスもあるので、ケーキの上には4つ載せて、中のいちごも大きさを感じられるよう半分にカットして厚切りにしています」

――どのようなポイントに注目して欲しいですか?

「全体的な味のバランスですね。生クリームはいちごといい調和になるように立て具合を調整して、食べてもらったときに喜んでもらえるように作っています。生クリームにはマダガスカル産のバニラビーンズを使って、風味をつけているところも特徴です」
琉星(完売)
――「琉星」はどのようなケーキですか?

「フランス産のミルクチョコなどを使って、沖縄の星空をイメージして作ったクリスマスケーキです。高級感があってホワイトノエルよりは大人っぽいですが、ビターではないので、子どもでも美味しく食べられます。コンセプトは一貫していますが、毎年味や飾りを変えるなど改良しています。ああだこうだと意見を出し合いながら作ったケーキなので、思い入れの深いケーキです」

――どんなところを改良しましたか?

「ムースの食感、ブリュレの食感、中のスポンジなどです。自分の中では完成形に近いんじゃないかなと思っています」
スノーマン(完売)
――「スノーマン」はどのようなコンセプトで作ったケーキですか?

「まさにお子さん向けで、見た目も楽しみながら家族でクリスマスを過ごして欲しいという思いで作ったケーキです。作るにあたって、万座ビーチリゾートをアピールしたいので、ケーキ作りの技術をふんだんに使ったケーキでもあります」

――見た目がとにかくインパクトですが、味にはどんな特徴がありますか?

「チョコでドームを作っていて、その中にホワイトチョコのムース、さらにピスタチオとフランボワーズのムースを入れています。見た目だけじゃなく味にもインパクトがあって、美味しいと思います」

――これだけ可愛いと、崩すのがもったいないですね。

「自分としては崩して楽しんで欲しいんですよね。スプーンで頭のほうからパカーンとやると、中にドラジェといってアーモンドをコーティングしたものが入っているので、お子さんが楽しめると思います」

――SANCHU!の読者へメッセージをお願いします。
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「こういうご時世ですが、クリスマスケーキはテイクアウトができるので、お家で家族・恋人などと楽しんでもらえればと思います。それで、うちのケーキを食べてもらって、「万座のケーキはおいしいね」となって、行ってみようかなとなってくれたら最高ですね」

イオン琉球のクリスマスケーキで大切な人と過ごしませんか?

今回ご紹介した4つのお店のクリスマスケーキ以外にも、イオン琉球ではたくさんのクリスマスケーキをラインナップしています。定番のケーキから個性的なケーキまでそろっているので、ぜひ1年に1度のクリスマスを楽しんでください!

2020年イオン琉球のクリスマスケーキはこちらから

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