2023.04.14 フード

“もずく品目”初! 有機JAS認証を取得した奥武島の美味しいもずく

全国のもずく生産量のうち、約99%を占めている沖縄県。
その中でも、南城市にてもずくの生産などを行っている「もずく有機の会」では、もずく品目では初となる有機JAS認証を取得。2023年3月、その第一弾として、「奥武島産有機太もずく(塩蔵)」の販売が始まりました。

有機JAS認証取得! 奥武島のオーガニックもずく

有機もずく発表会見_s
沖縄県はもずくの主要な生産地として知られており、なんと全国の生産量の99%を占めています。沖縄の食卓でも馴染みの深い食材であり、普段からよく食べているという方も多いのではないでしょうか。

そんな沖縄のもずくの中でも、環境に配慮した生産を行っているとして、南城市にてもずくの生産などを行っている「もずく有機の会」が2022年12月に有機JAS認証を取得。
2023年3月より、全国で初となるオーガニックもずくの販売がスタートしています。

「もずく有機の会」を発足した「株式会社島酒家」と「有限会社マルミネ産業」では、40年余りにもなるもずく生産の中で、漁場の環境が少しずつ変化していることを感じていたとのこと。10年後、20年後にも沖縄のきれいな海を残したいという思いから、薬剤等を一切使わない養殖の手法に切り替え、有機JAS認証を取得することを決意したとのことです。
Mozuku_0116_s
もずく養殖では通常、成長ホルモン剤を使用してもずくの種子の成長を促しますが、今回発売のオーガニックもずくに関してはこうした薬剤の使用をゼロに。また、加工段階においても薬剤等の使用をゼロにしたとのことです。こうした環境で養殖を行うことで、有機JAS認証の条件をクリアできたとしています。
Mozuku_0319_s
全国初のオーガニックもずくの第一弾となる「奥武島産有機太もずく」は、塩蔵タイプとなっており、常温で長期間保存することが可能。
太くてコシのある、コリッとした食感が特徴のおいしいもずくになっています。

何がすごい? 海藻類の有機JAS認証取得

今回発売となったオーガニックもずくは、もずくとしては全国初、海藻類としては4例目の有機JAS認証取得商品となります。

海藻類の有機JAS認証が施行となったのは、2022年1月から。2023年2月現在において、海藻類の認証機関は全国に2つしかなく、「もずく有機の会」が取得するまでは北海道の昆布、ワカメ、沖縄県のアオサの3例しか有機JAS認証を取得した海藻類はなかったとのことです。
mozuku_0051_s
40年余りにわたってもずく養殖を行ってきた「マルミネ産業」では、試行錯誤する中で薬剤等を使わないもずくの養殖も行ってきたとのことですが、その栽培法がそのまま有機JAS認証の条件をクリアできるものだったとのこと。
「もずく有機の会」では全てのもずくをこの栽培法に切り替え、順次さまざまな商品を展開していく予定としています。

環境に配慮したオーガニックもずくをぜひご賞味ください!

「奥武島産有機太もずく(塩蔵)」は、栽培から加工まで薬剤等を一切使わず、環境に配慮して作られたおいしいもずくです。
沖縄県のイオン・マックスバリュにて販売していますので、ぜひ一度ご賞味ください!

この記事をシェアする