本場ドイツの技法で引き出す「沖縄の味」
オキハムの味がどのように作られてきたのかについて、マーケティング部の平良さんにお話を伺いました。
オキハムがハム・ソーセージの製造拡大を進めたのは、創業地の名護市から現在の読谷村に工場建設計画が始まったころ。本場ドイツの技術者に師事し、製造技術を学びました。
オキハムが製造しているハム・ソーセージなどの味は、沖縄県民の好みに合わせて味つけを調整しているとのこと。
日本人の嗜好に合わせた商品の場合は、やや甘めの味付けが多いとのことですが、沖縄の場合はやアメリカの食文化が入ってきたことから肉の旨味を好むアメリカ人の嗜好に近いといいます。
オキハムでは沖縄県民の味の好みを踏まえ、肉の旨味がしっかりした味付けを意識して作っているとのことです。
また、沖縄の豚と言えばアグー豚ですが、商品によっては県産豚を使用しつつ、加工品の種類によっては脂身の少ない輸入品を使い分けて愛される味を追求している点も特徴です。
丁寧な製品づくりが自慢!オキハムのハム・ベーコン・ソーセージ工場
ハム・ソーセージを製造しているオキハムの工場では、整形や味付け、スモーク・ボイルなどの工程を機械化し、時間を分けてたくさんの製品を効率よく製造できるようにしています。
一方で、“命をいただくことを大切に考えて原料に無駄な部分が出ないようにすること”や“お客さまの声を聞いて製品を細分化すること”をふまえ、手作業の部分も多いとのことです。
例えば、ベーコンの元となるバラ肉は、大きさにバラつきが出るため、手作業で枠に入れ、丁寧に成形しながら仕上げられます。
オキハムの多くの商品は、お客様の要望にお応えする製品製造を行っています。
商品が安全であることを確認された後、私たちの食卓へ向けて出荷されます。
長く愛される個性豊かな4商品
オキハムはハム・ソーセージに限らず、さまざまな分野の食品の開発·製造をしています。今回はその中から、4つの商品をピックアップしていただきました。
①モモベーコンスライス
1つ目は「モモベーコンスライス」です。豚のもも肉を加工してスライスした商品で、20数年前から販売しています。
そのままでも美味しいのですが、さっと焼くとさらに美味しくなります。サンドイッチの具にぴったりの商品です。
※製品パッケージ等については記事掲載時の商品となっております。今後変更する可能性がございます。予めご了承ください。
②オキハムポキポキウインナー
「オキハムポキポキウインナー」は2023年で発売30周年を迎える商品です。実はこれまでにもマイナ—チェンジを繰り返してきたとか。
最大のこだわりは、ネーミング通りのポキッという食感。
濃いめの味付けと子どもでも手軽に食べられるサイズで、小中学生から絶大な人気を得ています。
③ポルトギューソーセージ
「ポルトギューソーセージ」は、モモベ—コンスライスとほぼ同時期に誕生し、20年以上続くロングセラー商品です。
特徴としては辛口のソーセージで、ピザのトッピングなどに向いている商品です。そのまま召し上がっていただくのもおすすめで、ビ—ルなどのおつまみにも合います。
④味付けミミガー
最後は、豚の耳の皮を使った沖縄の伝統料理「味付ミミガ—」。
コリコリとした食感が特徴で、年中行事のお客さまに出す料理の1品としてよく食されています。
こちらの商品は醤油で味付けし、しっかりとした味に仕上げています。県の琉球料理のユネスコ無形文化遺産登録活動を応援しているオキハムとしても外せない一品です。
沖縄伝統の味をぜひご賞味ください!
オキハムでは子育て中の共働きのご夫婦、一人暮らしの学生、子育てを終え穏やかな日常を送っている年配のご夫婦など、さまざまな日常の食卓に欠かせない沖縄伝統の味を楽しめる商品がたくさんあります。
ぜひ、ご家庭での食卓の一品にお買い求めください!