エイサーがつなぐ地域の輪、世界の輪! Eisa EXPO 2016にイオン琉球エイサー隊が参戦
2016年10月30日(日)、沖縄県立武道館アリーナ棟にてEisa EXPO 2016が開催されました!
Eisa EXPO 2016は、去年までの「世界エイサー大会」が名前を変えたもの。「第6回 世界のウチナーンチュ大会」の主イベントのひとつとして、大盛り上がりを見せていました。
そんなEisa EXPO 2016には、イオン琉球からもエイサー隊が参加。イオン琉球エイサー隊はさまざまなイベントで演舞を披露しており、今回Eisa EXPO(世界エイサー大会)初参戦です。
このページでは、会場の熱気を伝えてみようと思います!
出演人数、最多の52人! 演舞前の様子を伺ってみました
全26団体が参加したEisa EXPO 2016で、イオン琉球エイサー隊は最多の52人で参加。出演者用の控室では、狭いスペースを有効に使いながら、各々が準備を進めていました。
演舞前の様子です。ピリッとしたほどよい緊張感がありながらも、和気あいあいとリラックスした様子が見られましたよ。
イオン琉球の坊池社長も、激励に駆けつけてくれました。
今回、演舞前の貴重なお時間をいただいて、イオン琉球エイサー隊のリーダーである玉城毅さんにインタビューを行いました。
――イオン琉球エイサー隊はとても人数が多いですが、もともとエイサーをやっていた人、エイサーが上手い人を中心に集めたんですか?
「いえ、ほとんどみんな初心者ですね。エイサー隊は去年からやっているんですけど、みんな最初は見よう見まねで始めて、先生の指導を受けながら徐々に徐々に形になっていきました」
――50人の演舞を合わせるのは大変だったのでは?
「そこはもう毎日練習して、直近の3週間の練習は本当に毎日で、日によって参加できない人とかはいたんですけど、しっかり合わせられるようにはなりました」
――演舞を通して伝えたいことなどはありますか?
「イオンといったら内地の企業、沖縄的なイメージはないと思うんですけど、実際のところは地域に貢献していくというのが一番。今回はエイサーを通して、お客さんに楽しんでいただければと思います」
玉城さんの次は、エイサーの指導を行っている佐久本先生にもお話を聞くことができました。
――イオン琉球エイサー隊、今回の練習を始めたのは10月からだと聞いています。かなり大変だったのでは?
「そうですね。各店舗の方々が仕事終わりに集まって、ちょっとの時間しか練習できていないんですけど、チームワークがいいですね。チームワークがよくて、みんな一生懸命稽古をやってくれたから、今日の舞台上手くできるようになったと思います」
――今回の演舞の内容はどのような出来になっていますか?
「なかなかですよ。イオン琉球さん、ここまでやるとは思っていませんでした。私この世界長いですけど、仕上がりはとてもいいと思います」
――今回の演舞を通して、伝えたいメッセージなどはありますか?
「結成からまだ日の浅いイオン琉球エイサー隊ですが、普段からお客さんのためにということでやっていますから、そこをしっかり見せてくれると思います。また、技術だけでなく阿吽の世界でもきっと魅せてくれるだろうと期待しています」
出番の直前、全員で気合いの円陣を組むイオン琉球エイサー隊の面々。大舞台への準備は万端です!
スペースを埋め尽くす、大迫力の演舞
イオン琉球エイサー隊は、一般エイサー1部の4番手として出演。ミルクムナリ、仲順流し(ちゅんじゅんながし)、久高、唐船ドーイ(とうしんどーい)のエイサー定番曲4つを組み合わせた演目で、会場を沸かせていました。
息ピッタリの、迫力の演舞! この日のためにものすごく練習してきたんだな、と伝わるいいステージでした。
手踊りは初挑戦だそうです。エイサー隊の先頭に立ち、優雅な舞を見せていました。
全員でジャンプ!
鋭い眼光が、とても凛々しかったです♪
バラエティ豊富な演目! ほかの団体も素晴らしい演舞でした
Eisa EXPO 2016に参加したほかの団体も、素晴らしい演舞で会場を盛り上げていました。創意あふれる創作エイサーから荘厳な伝統エイサー、とても可愛らしいちびっ子エイサーまで、バラエティ豊富で飽きない演目でしたよ!
地域に貢献する、おきなわエイサーWAON
イオン琉球はイベント開催中、アリーナ棟の入り口近くでWAONカード販売ブースを展開していました。
WAONカードの一種であるご当地WAONは、ご利用金額の0.1%を寄付し、各地域の取り組みに役立ててもらうことのできるカードです。
どのご当地WAONを使うかによって、寄付される団体は別。
「おきなわエイサーWAON」をご利用の場合は、公益財団法人沖縄県文化振興会へ寄付され、エイサーなどの沖縄伝統芸能の保存などに役立てられます!
ご当地WAONは、ほかにもいろいろ。寄付したいと思う地域のWAONカードを、ぜひ使ってみてくださいね。
沖縄のエイサーがもっともっと愛されるように
イオン琉球エイサー隊は、沖縄の伝統芸能であるエイサーを地域や世界に広めていくため、今後も活動を続けていきます。
イオン琉球エイサー隊だけでなく、エイサーが好きだから、エイサーを次の世代に残していきたいからと日々練習に取り組んでいる方々はたくさんいます。今後、エイサーがもっともっと愛されるようになるといいですね♪