みんなの憧れ!ドライブインスタイルのアイスショップ
1948年、現在のうるま市の米軍基地内で創業したブルーシールは、アメリカのフォーモスト社から輸入した牛乳で乳製品を製造し、提供していました。
その後1963年に現在の浦添市牧港に移転し、地元の人向けにアイスやシェイクの販売をスタート。当時はまだまだ高級品というイメージだったアイスは高嶺の花のような存在。しかも、ドライブインスタイルのオシャレな雰囲気の店内で楽しむのは、誕生日や大切な記念日などの特別な日に限られることも多かったとか。まさに当時のウチナーンチュにとって、ブルーシールにアイスを食べに行くのは、憧れの行動の一つだったのです。
たくさんの笑顔の思い出を刻む場所に
リニューアルしたブルーシール本店のコンセプトは「笑顔の思い出シアター」。これまでもお店ではたくさんの笑顔が生まれてきましたが、これからは訪れた人たちにとって、笑顔の思い出を紡ぐ舞台になるようにとの願いから、このコンセプトに決まったといいます。
平屋だった店内は2階建になり、76年間のブルーシールの歴史や沖縄県の歴史を壁一面に展示したヒストリーコーナーも2階に設けられています。
(※2024年9月現在)
ファンの多かったアメリカンダイナーの雰囲気はそのままに、どこかレトロなのに新しさが感じられる店内には、リニューアルオープン初日から本当にたくさんの人が訪れ、行列が途切れないほどの人気ぶりでした。
高温多湿の沖縄にぴったりの、さっぱりした後味のアイス
ブルーシールアイスの特徴の一つに、しっかりとコクを感じられながらも、さっぱりとした後味があります。これは、乳脂肪分を減らして植物性の油脂を使っているため。沖縄の気候に合わせ、多くの人においしいと言ってもらえる味にたどりついたといいます。
また、シークヮーサーシャーベットや塩ちんすこう、沖縄田芋チーズケーキに紅イモなど、沖縄フレーバーが充実しているのも、ブルーシールアイスの人気の理由。シーズンによって期間限定や数量限定アイスも登場するので見逃せません。
ブルーシールアイスはイオン琉球各店でも販売中。ブルーシールカフェを併設している店舗ではその場で楽しむこともできます。
大人も子どもも、いつ食べてもおいしいブルーシールアイスを、ショッピングやドライブのお供にぜひ。一口食べれば、きっと笑顔になるはずです。