若者にも泡盛の魅力を発信! 泡盛の日記念セレモニーに行ってきました
11月1日(火)~11月6日(日)の6日間、イオンモール沖縄ライカムでは、「2016 泡盛の日 in RYCOM」と題して泡盛の販売会を行っていました。
これは、11月1日の「泡盛の日」を記念したもの。特設販売スペースでは、多くの人が足を止めていました。
そして、11月3日(木)には記念セレモニーを開催! 獅子舞やエイサーの演舞もあって、とても盛り上がっていましたよ。
今回は、その様子をレポートしてみようと思います。
定番から変わり種まで 沖縄中の泡盛が大集結!
「2016 泡盛の日 in RYCOM」は、イオン沖縄ライカム2階アースコートにて行われました。珍しい泡盛を見たり、試飲をしてみたり、お店の人の話を聞いたりと、多くの人が売り場で足を止めてくれましたよ。
県内46酒造すべての泡盛がそろうイオン沖縄ライカムでは、すべての酒造の泡盛が試飲可能。試飲は特設販売スペースだけではなく、AEON LIQUOR内にていつでも可能です。
定番から新商品まで、本当にさまざまな泡盛が並んでいました。
キラキラした瓶など、さまざまな瓶があって見ているだけでも楽しいのが泡盛です。
フルーツの風味でとても飲みやすい、さまざまな泡盛リキュール。
この泡盛リキュールはとても人気で、特にマンゴーの泡盛リキュールは売り切れるのが早いのだそうです!
泡盛をもっと盛り上げるために! 記念セレモニーの様子をレポート
午後2時から行われた記念セレモニーでは、お買い物に来ていた多くのお客さまが足を止めてくださいました。
セレモニーの前に、オープニングアクトとして行われたのは喜舎場青年会による獅子舞の演舞!
顎を鳴らして猛々しく動き回ったり、ワクヤー(獅子の誘導役)が残した鈴を興味津々に見つめたり、子どもたちの頭にパクっと噛みついて厄払いをしたりと、会場を沸かせていました。
そして、セレモニーの開幕です。この日登壇したのは、この4名の方々。
左から、2016年の「泡盛の女王」3人のうちの1人、友寄美幸さん。
主催者である、イオン琉球の坊池学社長。
沖縄県酒造組合の副会長、古謝満氏。
沖縄県商工労働部ものづくり振興課課長、山城貴子女史です。
それぞれが泡盛の振興を目指してあいさつをしたり、泡盛のよさをPRしたりしていました。
登壇の4名でガッチリ握手をし、記念撮影です。
司会に「腕を交差して手をつないでください」と言われ、上手くつなげなくて会場の笑いを誘うシーンもありました♪
次に行われたのは、エイサーと琉球舞踊の賑やかし!
「イオン琉球エイサー隊」と「童舞花わらび」によるコラボ演舞です♪
エイサーの代表曲『ミルクムナリ』をはじめとしたメドレーに乗せ、エイサー隊は力強い踊りを、花わらびは優雅な舞を披露していました。
かわいい子どもたちも参加しての、花わらびによる演舞です!
集まったお客さまたちを笑顔にしていました♪
2016年泡盛の女王 友寄美幸さんにインタビューしてきました
盛況のうちに終わった、泡盛の日記念セレモニー。
その後、貴重なお時間をいただき、2016年泡盛の女王 友寄美幸さんにお話を聞くことができました。
――まずは友寄さんご自身についてお聞かせください。泡盛の女王になられた友寄さんですが、昔から泡盛が好きだったんですか?
「いえ、最初は受け入れられなかったです。20歳のときに、誕生記念で作ってもらった泡盛を飲んでみたのが最初だったのですが、しばらく泡盛から離れてしまって。でも、25歳のときに泡盛と再会して、「泡盛ってこんなに美味しかったっけ?」となったんです」
――最初は苦手だと思った人でも、何年か経てば美味しく感じることもあるということですね?
「はい。若い子たちって、どうしても飲み方が分からないと思うんです。だから、泡盛の割り方がよくなくて翌日に残ってしまったりして、強いお酒というイメージが頭に入ってしまう。でも、美味しい飲み方・割り方を教えてもらいながら飲むと、きっと「美味しい」となると思います」
――若い人は、あまり泡盛を飲むことがないと思うのですが、どういったところから泡盛に入っていけばいいのかおすすめはありますか?
「若い子たち、若い女性におすすめなのはフルーツ系の泡盛リキュールですね。カクテルを飲むような感覚で飲める甘めの泡盛で、しかもロックでそのまま飲めるので、気軽に飲める泡盛だと思います」
――では最後に、泡盛の女王からSANCHU!の読者へメッセージをお願いします。
「泡盛って、沖縄のおじさまが飲むようなお酒というイメージが強いと思うんです。でも、ワイングラスで飲んでみるなどしてみると雰囲気が変わりますし、泡盛はチョコレートやラングドシャなどの甘いお菓子とも合うんです。ワイングラスに入れて、甘いお菓子を片手に自宅でオシャレに泡盛を……なんていう楽しみ方もいいですよね。そんな感じで、自由に泡盛を楽しんでみてください」
笑顔のステキな方でした♪
フルーツ風味のリキュールやカクテルも登場し、今や「おじさまのお酒」ではなくなった泡盛。みなさんも、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。